レアル・マドリーは15日、メディアを対象としたクリスマスパーティーを開催した。スピーチを行ったロレンティーノ・ペレス会長は、バルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”について再び言及している。
自クラブを取り扱うメディアへの感謝や慰労を目的として、毎年行われているレアル・マドリーのクリスマスパーティー。スピーチを行ったペレス会長は、まず「私たちはメディアの仕事を本当に評価している」と集まった報道陣を労い、その次に“ネグレイラ事件”についての見解を改めて述べている。
ペレス会長は「現在マドリーが最も心配しているのは、審判周りの状況だ」と語り、次のように続けた。
「あなた方も知っている通り、20年近く続いた“ネグレイラ事件”はあまりにも深刻であり、法の正義を必要としている。この件について闘い続けているのがマドリーだけというのは、まったくもって理解しかねるよ。審判組織の会長が、私たちに『もう忘れてくれ』となぜ頼むことができる? この事件があったせいで、2部降格を強いられたクラブだって存在しただろう。フットボール史上最大のスキャンダルを、私たちがどうして忘れることができるんだ?」
「“ネグレイラ事件”は現在、フットボール界の最も深刻な事件だ。(バルセロナは)審判の情報を提供してもらうためだけに800万ユーロも支払っていた。しかも彼らの監督はその情報を受け取っていなかったんだ。監督が存在を知らない情報のためにそんな金額を支払っていたなど、誰が信じられる? スペインの審判制度は今なお変化を必要としている」
“ネグレイラ事件”はバルセロナが2001年から2018年まで、当時の審判技術委員会(CTA)副会長エンリケス・ネグレイラ氏及びその息子が所有する会社に合計で約800万ユーロを支払っていたことで生じた審判買収疑惑だ。検察当局が起訴し、現在も予審が行われている。
レアル・マドリーはこの“ネグレイラ事件”をきっかけとして、オウンドメディアの『レアル・マドリーTV』などを通じて痛烈な審判批判を開始。“ネグレイラ事件”を徹底的に追及すると同時に、今も透明性が確保されていないとして、スペインの審判制度の改革を求めている。




