レアル・マドリーFWエンドリッキ(18)が、クラブワールドカップ(W杯)に参加中のシャビ・アロンソ監督率いるチームにまもなく合流することになる。
エンドリッキは5月18日に右足ハムストリング腱を負傷。レアル・マドリーがクラブW杯に参加する中、同じく負傷中のDFフェルラン・メンディとともにスペインに残り、バルデベバス練習場で回復に努めていた。
そして27日、クラブのメディカルスタッフはエンドリッキの怪我が完治し、アメリカに渡航できるコンディションと診断。ブラジル代表FWは現地時間28日にもアメリカの地に降り立ち、チームに合流することになる。
なお今季、カルロ・アンチェロッティ前監督が率いるチームで徐々に出場機会を失っていったエンドリッキを、シャビ・アロンソ監督がどう扱っていくかは不透明だ。
シャビ・アロンソ監督はクラブW杯グループステージの3試合、急性胃腸炎のFWキリアン・エンバペに代わってBチームFWゴンサロ・ガルシア(21)を起用したが、同選手は2得点1アシスト1起点とブレイクとも呼べる活躍を披露。純粋にストライカーとしても優れた能力を発揮しているほか、献身的に守り、味方のFWを生かすこともできるプレースタイルは、FWヴィニシウス・ジュニオールらとの相性も良い。
シャビ・アロンソは勢いに乗るゴンサロと、クラブが6000万ユーロ以上を支払い獲得したエンドリッキを両方うまく扱っていく必要性に迫られそうだ。……もっともエンバペがすでに全体練習に復帰していることで、今後のレギュラーはヴィニシウスとエンバペとなり、ゴンサロとエンドリッキはベンチスタートから出場機会を狙うことになるかもしれない。
なおレアル・マドリードはクラブW杯ベスト16でユヴェントスと対戦する。






