レアル・マドリーFWエンドリッキ(18)は、2025-26シーズンも同クラブでプレーし続ける考えのようだ。スペイン『アス』が報じた。
移籍金+インセンティブ合わせて7000万ユーロで、昨夏パルメイラスからレアル・マドリーに加入したエンドリッキ。しかし加入シーズン、カルロ・アンチェロッティ監督率いるチームでは出場機会に恵まれず、なおかつクラブワールドカップで活躍したFWゴンサロ・ガルシア(21)の存在もあって、その立場は危うくなりつつある。
こうした状況でレアル・マドリー内部では、ゴンサロに居場所を与えるためにも、エンドリッキを修行に出すことを肯定する向きもあるようだ。だがしかし、たとえレンタル移籍であったとしても、ブラジル人FWにマドリーを出る考えは一切ないという。
エンドリッキの貸し出しを望むクラブは数多いとみられるが、『アス』がコンタクトを取った同選手の関係者たちは「彼は世界で最も偉大で、重要なクラブにいるんだ」と語るなど、レンタル移籍の可能性を完全に否定したとのこと。負傷の影響もあってクラブワールドカップに出場できなかったエンドリッキだが、シャビ・アロンソ監督が新たに率いるチームで、状況を逆転できることに自信を持っている様子だ。
なおエンドリッキの2024-25シーズンの出場時間は847分で、その限られた時間内で7ゴールを記録。戦術的な動きの理解不足や、相手選手に攻撃的な態度を取るなどパフォーマンスの不安定さはあったものの、驚異的な得点力を発揮していた。


