レアル・マドリーは、エデン・アザールと契約解消に至ったことを発表した。
レアル・マドリーは3日、アザールに関する声明を発表。その中で「レアル・マドリーCFとエデン・アザールは2023年6月30日にクラブから放出されることで合意に至った」と伝え、以下に続けた。
「エデン・アザールは4シーズンの間、私たちのクラブの一員で、その間チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、欧州スーパーカップ、2度のラ・リーガ、コパ・デル・レイ、2度のスペイン・スーパーカップと、8つのタイトルを勝ち取った。レアル・マドリーはエデン・アザールへの愛情を示し、彼と家族の今後の成功を祈っている」
チェルシーで大活躍したアザールは、2019年夏に高額な移籍金で念願だったレアル・マドリーを実現する。しかし、幾度となく負傷やコンディション不良に悩まされ、期待に応えられず。今シーズンは大きな離脱はなかったものの、カルロ・アンチェロッティ監督の信頼を勝ち取れず、公式戦の出場数はわずか10試合にとどまっていた。
アンチェロッティ監督との関係性が悪化していたアザールは当初、現行契約が満了を迎える2024年夏まで残留することを希望すると伝えられていたが、レアル・マドリーからの放出が決定。現時点で新天地は不透明だが、スペイン『Relevo』や『The Athletic』は引退に踏み切る可能性があるとも指摘している。


