MilitaoGetty Images

レアル・マドリー、昨季ジャイアントキリング許したアルコジャーノに3-1勝利…コパ・ベスト16に駒を進める

5日にコパ・デル・レイのベスト32、アルコジャーノ対レアル・マドリーは3-1でレアル・マドリーの勝利に終わった。

2014年からコパ優勝から遠ざかり、昨季にはこの試合と同じ対戦相手アルコジャーノ相手に敗退を喫したレアル・マドリー。アンチェロッティ監督はベンゼマ、モドリッチ、クルトワ、メンディを休ませるために招集外として(負傷中のカルバハル、新型コロナから回復したばかりのヴィニシウスも招集外)、GKルニン、DFナチョ、ミリトン、アラバ、マルセロ、MFバルベルデ、カセミロ、カマヴィンガ、FWロドリゴ、マリアーノ、アザールをスタメンとして起用している

前半、レアル・マドリーはボールこそ保持するもののチャンスを創出する力に乏しい。アザールを中心にしてアルコジャーノのDFラインを崩そうと試みたが、なかなかシュートまで持ち込むことができなかった。それでも39分、セットプレーから2022年のチーム初ゴールを決めることに成功する。得点者は前試合ヘタフェ戦で2022年初失点のきっかけとなったミリトン。ロドリゴの左CK、背番号3はニアサイドに勢いよく飛び込み、ヘディングシュートを枠内に突き刺した。

幸先よく先制点を決めたレアル・マドリーだが、昨季もミリトンの先制点後にアルコジャーノの逆転を許したため油断は禁物だ。試合はマドリーの1点リードのまま後半へ(前半途中にはマリアーノが負傷してアセンシオが投入)。そして65分、スペイン3部チームが昨季の再現を果たすべく同点弾を記録した。ダニ・ベガがペナルティーエリア内右まで入り込み、鋭い切り返しでカセミロのマークを外すと、左足のシュートでルニンを破っている。

昨季の恐怖が思い起こされるレアル・マドリーだったが、今季の運命は違った。76分、ミリトンのボール奪取から速攻を仕掛けてロドリゴ、アザールとボールをつなぎ、アセンシオのDFに当たってコースが変わったシュートが枠内に吸い込まれて勝ち越し。アンチェロッティ監督は直後、カマヴィンガとアザールとの交代でクロースとイスコを投入し、79分にそのイスコがGKホセ・フアンのオウンゴールを誘発してリードを2点に広げた。

レアル・マドリーはその後、アルコジャーノの意地の反撃を跳ね返し続け、2点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを聞いている。今回は、ジャイアントキリングを許さなかった。

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