レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、今シーズン終了後に退任すると報じられたことに対してコメントした。
2021年夏に6年ぶりにレアル・マドリーの指揮官に再任したアンチェロッティ監督。以降、2度のチャンピオンズリーグ制覇や2度のラ・リーガ優勝など数々のタイトルにチームを導く手腕を披露している。
しかし今シーズン、キリアン・エンバペというビッグスターを加えたレアル・マドリーだが、なかなか安定した戦いができず、先日のスペインスーパーカップ決勝では宿敵バルセロナに2-5で完敗。昨年10月にもホームで完敗を喫しており、アンチェロッティ監督は批判の矛先を向けられている。
そして、先日にスペイン『Onda Cero』が報じたところによると、アンチェロッティ監督が現行契約を1年残して今シーズン終了後に退任する可能性が浮上。今後の去就に大きな注目が集まる中、同指揮官は22日のザルツブルク戦を前にしたプレスカンファレンスでこの報道に対してコメントした。
「はっきりさせておきたい。このクラブから退団する日は私が決めることではない。キャリアの中で退団する日を決めたことは一度たりともない。いつの日かその日が来ることを完璧に理解しているが、私がその日を決めることは決してない。明日になる可能性もあるし、1年後や5年後になる可能性もある。私にはわからない」
「私のことをよく知っているフロレンティーノ(ペレス会長)がさらに4年間このクラブにいるというアドバンテージもあり、彼とともに成し遂げたい目標もある。我々は一緒に別れを告げることができるはずだ」


