コロンビア出身のレゲトンアーティスト、カロルGがレアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでコンサートを開催し、24万人を動員した。この大成功したコンサートで、マドリーは1800万ユーロ(約30億円)の収入を確保したようだ。スペイン『エル・チリンギート』や『20ミヌトス』が報じている。
今をときめく南米の歌姫は今月20〜23日にベルナベウでコンサートを開催。すべての公演が超満員で、6万人ずつ動員している。
スペインメディアによれば、スタジアムを貸し出したレアル・マドリーはコンサートの大成功によって、1800万ユーロもの収入を確保したとのことだ。なおベルナベウでは数週間前に、米国出身のアーティスト、テイラー・スウィフトのコンサートも2日間にわたって開催されたが、マドリーはその際に900万ユーロ(約15億円)を手にしたとされている。
レアル・マドリーは先にベルナベウの全面改装工事を終了させ、天井が開閉式となって、ピッチを地下に収容できるようになった。このために試合日以外ならば、常にイベントを開催できるようになり、大きな収入増が期待されている。
ただベルナベウでのコンサート開催で、近隣住民からは騒音の苦情が相次ぐという負の側面も存在している。レアル・マドリー、マドリー市役所、近隣住民は現在も話し合いを続けており、イベントは23時までに終了することや、スタジアム周辺の清掃、アルコール販売の規制などが取り決められている。




