BellinghamGetty Images

ナポリ戦で超絶ドリブルのゴラッソ決めたベリンガム「マラドーナに似てたというのは言い過ぎだ。彼は僕をはるかに上回っていた」

3日のチャンピオンズリーグ・グループC第2節、レアル・マドリーは敵地ディエゴ・アルマンド・マラドーナでのナポリ戦に3-2で勝利した。1得点1アシストを記録したMFジュード・ベリンガム(20)は、自身のゴールを故ディエゴ・マラドーナ氏と比較されることに否定的な考えを示した。

今季マドリーに加入したベリンガムだが、チームの中心選手と言っていい活躍を見せ続けている。この試合では0-1で迎えた27分にスルーパスからヴィニシウスのゴールをお膳立てし、さらに34分には自らのスーパーゴールでチームを逆転に導いた。

ベリンガムはカマヴィンガの横パスをゴールから40メートルはあろうかという距離で受けると、そこから進行を開始。ライン間に空いていたスペースをストライドの大きいドリブルで一気に突き進んでペナルティーエリア内に侵入すると、エスティゴーアを眼前に左足でボールを横に動かしてシュートコースを確保し、すぐさま右足で叩く。ボールは反応し切れないGKメレトの横を通って、枠内右のネットを揺らしている。マドリーはその後、再びナポリのゴールを許して一時2-2とされたが、フェデ・バルベルデのミドルシュートがメレトのオウンゴールを誘発して勝ち越している。

これでベリンガムの今季成績は9試合8ゴール3アシストに。試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じた同選手は、マドリーでこれだけ良いスタートを切れると想像していたかを問われ、次のように返答している。

「自分のクオリティーに自信を持っているけど、これだけ素晴らしいことになるとは思っていなかった。こんなに楽しめているのはチームメートのおかげだよ」

マラドーナ氏の聖地とも呼べる場所でゴラッソを決めたベリンガムだが、これまでのキャリアの中で最高のゴールだったかと問われると、こう返した。

「そうかもしれないね。僕たちは偉大なスタジアムで偉大なチームと対戦した。悪いゴールじゃなかったと思う」

「マラドーナが決めてきたようなゴール? それは少し言い過ぎだ。マラドーナのクオリティーは僕よりもはるかに上だよ。僕はマラドーナではなく、ジュードなりのやり方でチームに貢献したかった」

その一方でチームメートのヴィニシウスについては、「世界最高の選手」と形容している。

「素晴らしいよ。おそらく、僕にとっての世界最高の選手だ。彼はこれまでプレーしてきた中でも、最も才能を持った選手の一人だ」

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