レアル・マドリーは9月30日のラ・リーガ第8節、敵地モンティリビでのジローナ戦に3-0で勝利した。この試合で1ゴール1アシストを記録したMFジュード・ベリンガムは、先制点をお膳立てしたアウトサイドクロスが、MFルカ・モドリッチから着想を得たものと告白している。
マドリーで過去に背番号5を背負ったジネディーヌ・ジダン氏を彷彿とさせる足技を見せ、ここ最近にはラウール・ゴンサレス氏のようにセカンドボールに詰めて得点を決めたベリンガムが、今度はモドリッチの代名詞でもあるアウトサイドキックを披露。ジローナ戦の17分、ペナルティーエリア手前左に位置したイングランド代表MFは、抜群の右足アウトサイドクロスでボールをエリア内右に送り、そこに飛び込んだFWホセルのゴールを導いている。
試合後、スペイン『レアル・マドリーTV』とのインタビューに応じたベリンガムは、そのプレーについて次のように振り返った。
「あのアウトサイドクロス? モドリッチのことは3カ月間、毎日見続けているから(笑)。僕はただ創造的な選手になりたいんだよ。良いスタート、良いゴールだったね。立ち上がりのプレッシャーを取っ払ってくれたよ」
その一方で、ホセルのトラップミスを拾って決めた自身のゴールについては、完全に狙ったシュートではなかったと完璧主義者のようなストイックさをうかがわせている。
「自分のゴール? 率直に言わせてもらって良いフィニッシュじゃなかった。もっとゴールを決められたかもしれないけど、重要なのは勝ったことにほかならない」
ベリンガムは、カルロ・アンチェロッティ監督から自由にプレーすることを許されているようだ。
「良い感じだよ。僕は自由に動くことができて、フットボールを楽しめている。このユニフォームを着るときには、いつだって可能な限り良いプレーを見せたいと思っている」
彼の両手を大きく広げるゴールパフォーマンスは、多くのマドリーサポーターが真似をしている。こちらの着想はどこから得たのだろうか。
「最初にしたのはいつだったかな。多分バーミンガム時代だと思うけど。子供たちが学校で真似しているのを見るのはうれしい。最高だよ」
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