バイエルン戦2ゴールのヴィニシウス「僕たちのホームで魔法の夜を過ごそうか」「クロースはゴールをプレゼントしてくれた」

30日のチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーは2-2のドローで終了した。マドリーの全得点を記録したFWヴィニシウス・ジュニオールは、2ndレグで勝利をつかむことを誓っている。

レアル・マドリーは24分にトニ・クロースのスルーパスからヴィニシウスが先制点を記録。53分にザネ、57分にハリー・ケインのゴールを許して一時逆転されたものの、80分過ぎにロドリゴがPKを誘発すると、ヴィニシウスが2ゴール目を決めて同点で試合を終えた。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたヴィニシウスは、次のような感想を述べている。

「僕たちはいつだって勝利を求めている。が、この大会では常にそうできるわけではないことも分かっているよ。簡単なことなど一つもないさ。とにかく来週までしっかりと休もう。2ndレグ、ファンと一緒にプレーすれば、僕たちのすべてを出せるはずだ。（決勝の地）ロンドンへたどり着くためにね」

ヴィニシウスの1点目につながったクロースのスルーパスは、相手選手4人の間を通すスピードもコースも完璧なパスだった。

「集中していることが大切だ。トニはすべてを簡単にこなしてしまう。今日は僕にゴールをプレゼントしてくれたね」

「僕たちはずっと一緒に練習に励んでいるし、お互い理解し合っている。2ゴールを決められて満足しているよ。さあ、次はホームで魔法の夜を過ごそうか」

なおレアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの2ndレグは、5月8日に行われる。