20日に行われたラ・リーガ第29節レアル・マドリー対バルセロナ(0-4)で、バルセロナDFエリック・ガルシアがマドリーFWヴィニシウス・ジュニオールに対して行った挑発が話題となっている。
今季前半戦に本格的ブレイクを果たしたヴィニシウスだが、後半戦になると調子を落としつつある。その理由の一つとして挙げられるのが、相手選手たちからの挑発行為だ。カルロ・アンチェロッティ監督は以前に「ヴィニはそうしたことにエネルギーを使うべきではない」と話していたが、その後もスペインのテレビではほぼ毎節にわたって、ブラジル人FWが相手DFと言い争い、苛立ちや焦りを募らせる様子が紹介されている。そして今回のクラシコにおいても、ヴィニシウスはバルセロナDF陣から挑発を受けていたようだ。
スペイン『モビスタール・プルス』のテレビカメラは、ヴィニシウスがDFジェラール・ピケなどから何度も話しかけられている様子を捉えていた。さらにエリック・ガルシアは、このような言葉を使って、動揺を誘おうとしている。
「お前が来年のバロンドール。バロンドールなんだよな?」
この伝統の一戦でも、時折プレーの精彩を欠いてしまったヴィニシウス。実際にバロンドールを受賞したいならば、挑発に動じない必要がありそうだ。




