欧州スーパーリーグ(SL)は、来年9月のスタートを目指しているという。
レアル・マドリー&バルセロナを中心にした欧州SL創設の動きは、いまだ続いている。大会のプロモーターであるA22スポーツ・マネージメントはそのほかのクラブと水面下で交渉を行っているとみられるが、スペイン『アス』曰く、同プロモーターの情報源は2025年9月に大会をスタートさせると話しているようだ。
またA22スポーツ・マネージメントのベルント・ライヒェルトCEOはドイツ『キッカー』とのインタビューで、欧州SLはテレビ放映権料をより安価にしながらも、より良いコンテンツを提供することを目標にしていると語った。
「私たちは新しいテクノロジー、新しいビジネスモデルをベースにしたいと思っている。なぜならば、ファンはもっと素晴らしいフットボールを視聴するに値するからだ。試合を見るハードルをもっと低くしてね」
ライヒェルトCEOはまた、今季から新フォーマットが採用されたチャンピオンズリーグも魅力に欠けていることを強調。バイエル対ディナモ・ザグレブ(9-2)やドルトムント対セルティック(7-1)のような大差がついた試合を引き合いに出しながら、より均衡した戦いが行われる必要性を説いている。
「私たちの基準からすれば、試合はより興味がそそられるものではなくてはいけない。もっと対等なコンディションで戦われなくてはいけないんだ。だからこそ私たちはホーム&アウェーで行われ、プレーオフもあるクラシックなリーグ戦を好んでいる」
A22スポーツ・マネージメントの提案する欧州SLの大会方式では、男子大会で64クラブが参加。スターリーグ(16クラブ)、ゴールドリーグ(16クラブ)、ブルーリーグ(32クラブ)の3部制で構成し、各リーグ間で昇格・降格があり、各クラブ年間最低14試合を戦うことが約束される。




