スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、再びレアル・マドリーに対して歯に絹着せぬ物言いをしいている。スペイン『マルカ』が伝えた。
レアル・マドリーとラ・リーガのテバス会長はどちらも審判制度や組織の改革を推し進めている側だが(テバス会長は過去に審判統括組織をスペインサッカー連盟から切り離して独立させる願望を口にしていた)、同会長はマドリーの『レアル・マドリーTV』を通じた審判批判、制度改革を一方的に求める意見書の提出、さらにラ・リーガが「汚染されているコンペティション」と形容するなどのやり方に大きく反発している。
テバス会長は、そうしたマドリーのドラスティックな姿勢に対して、否定的な見解を示した。
「ここ数週間は審判いついての多くの騒動があった。連盟の範囲内では解決法は探しておらず、レアル・マドリーは『レアル・マドリーTV』を通じて騒動を起こし、虚偽の話をでっち上げている。フットボール全体を疑わせているのは彼らだ」
「彼らの語り口は非常に攻撃的で、情報を操作しようとしている。私はレアル・マドリーに合意していないマドリディスタをたくさん知っているよ」
「マドリーは泣き虫のクラブであり、毎日泣いているんだ。彼らは週末に泣き、その次の週末にもまた泣いている。すべて陰謀のためにね」
テバス会長は、レアル・マドリー及び『レアル・マドリーTV』がスペインフットボールに悪影響を与えていることを繰り返し強調する。
「VARは過剰な使い方をされている。フロレンティーノ(・ペレス、レアル・マドリー会長)がルビアレス(前RFEF会長)に連絡を取り、そこからVARは過剰に使われるようになった。私たちは審判に関するシステムを変えたいと思っている。しかし、ほかのクラブにアンケートを取ったら、マドリーとバルサこそが審判の恩恵を受けていると答えるだろう。だが、彼らにはそう言うためのテレビチャンネルがないんだよ。『レアル・マドリーTV」はそうした話をする唯一のメディアとなっている」
テバス会長はレアル・マドリーのサポーターであることを公言しているが、これまで100件以上の訴訟で争い、スーパーリーグ創設もあきらめていないペレス会長とはやはり相容れないようだ。
「フロレンティーノのフットボールは人をだましている。彼は寡頭制のフットボールの、金持ちのためだけのフットボールの代表者だ。彼は分配する金など、すべて自分で決めたいんだよ」
「私のマドリディスモ(レアル・マドリー主義)は冬眠中だ。一部のマドリディスモは、フロレンティーノのしているすべてのことを称賛するという過ちを犯している。しかし、マドリディスモは独立した意見を持っていなくてはならないはずだろう」
「マドリーが勝てば、私はうれしく思う。マドリーがチャンピオンズリーグを勝ち取るのは、本当に喜ばしいことだ。私はマドリディスタ(マドリーファン)であって、フロレンティニスタ(ペレス会長主義者)ではないんだよ」
「レアル・マドリーがラ・リーガから離脱する可能性はあるか? それは欧州のルール的にも不可能だ。だがフロレティーノは強情かつ頑固な人間で、負けるということを知らない。スーパーリーグがうまくいかず、違う案が実現するとしても、結局は彼のおかげになるのだろう。私はよくわからないが、ダニ・オルモがバルサでプレーし続けられているのは、彼のおかげだと言われているね」
テバス会長はまた、バルセロナと現在も刑事裁判が行われている同クラブの審判買収疑惑ネグレイラ事件についても触れている。
「バルセロナはCOVIDで多くの金を失った。ネグレイラの件について、私たちはバルセロナがスポーツ面で汚職を行なった証拠があると考えている。ただバルサに有罪判決が下されたとしても、彼らを降格処分とすることはできない。(スポーツ的な処分を下すことにおいては)すでに時効が成立している。私が法をつくっているわけではないんだよ」スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、再びレアル・マドリーに対して歯に絹着せぬ物言いをしいている。スペイン『マルカ』が伝えた。
レアル・マドリーとラ・リーガのテバス会長はどちらも審判制度や組織の改革を推し進めている側だが(テバス会長は過去に審判統括組織をスペインサッカー連盟から切り離して独立させる願望を口にしていた)、同会長はマドリーの『レアル・マドリーTV』を通じた審判批判、制度改革を一方的に求める意見書の提出、さらにラ・リーガが「汚染されているコンペティション」と形容するなどのやり方に大きく反発している。
テバス会長は、そうしたマドリーのドラスティックな姿勢に対して、否定的な見解を示した。
「ここ数週間は審判いついての多くの騒動があった。連盟の範囲内では解決法は探しておらず、レアル・マドリーは『レアル・マドリーTV』を通じて騒動を起こし、虚偽の話をでっち上げている。フットボール全体を疑わせているのは彼らだ」
「彼らの語り口は非常に攻撃的で、情報を操作しようとしている。私はレアル・マドリーに合意していないマドリディスタをたくさん知っているよ」
「マドリーは泣き虫のクラブであり、毎日泣いているんだ。彼らは週末に泣き、その次の週末にもまた泣いている。すべて陰謀のためにね」
テバス会長は、レアル・マドリー及び『レアル・マドリーTV』がスペインフットボールに悪影響を与えていることを繰り返し強調する。
「VARは過剰な使い方をされている。フロレンティーノ(・ペレス、レアル・マドリー会長)がルビアレス(前RFEF会長)に連絡を取り、そこからVARは過剰に使われるようになった。私たちは審判に関するシステムを変えたいと思っている。しかし、ほかのクラブにアンケートを取ったら、マドリーとバルサこそが審判の恩恵を受けていると答えるだろう。だが、彼らにはそう言うためのテレビチャンネルがないんだよ。『レアル・マドリーTV」はそうした話をする唯一のメディアとなっている」
テバス会長はレアル・マドリーのサポーターであることを公言しているが、これまで100件以上の訴訟で争い、スーパーリーグ創設もあきらめていないペレス会長とはやはり相容れないようだ。
「フロレンティーノのフットボールは人をだましている。彼は寡頭制のフットボールの、金持ちのためだけのフットボールの代表者だ。彼は分配する金など、すべて自分で決めたいんだよ」
「私のマドリディスモ(レアル・マドリー主義)は冬眠中だ。一部のマドリディスモは、フロレンティーノのしているすべてのことを称賛するという過ちを犯している。しかし、マドリディスモは独立した意見を持っていなくてはならないはずだろう」
「マドリーが勝てば、私はうれしく思う。マドリーがチャンピオンズリーグを勝ち取るのは、本当に喜ばしいことだ。私はマドリディスタ(マドリーファン)であって、フロレンティニスタ(ペレス会長主義者)ではないんだよ」
「レアル・マドリーがラ・リーガから離脱する可能性はあるか? それは欧州のルール的にも不可能だ。だがフロレティーノは強情かつ頑固な人間で、負けるということを知らない。スーパーリーグがうまくいかず、違う案が実現するとしても、結局は彼のおかげになるのだろう。私はよくわからないが、ダニ・オルモがバルサでプレーし続けられているのは、彼のおかげだと言われているね」
テバス会長はまた、バルセロナと現在も刑事裁判が行われている同クラブの審判買収疑惑ネグレイラ事件についても触れている。
「バルセロナはCOVIDで多くの金を失った。ネグレイラの件について、私たちはバルセロナがスポーツ面で汚職を行なった証拠があると考えている。ただバルサに有罪判決が下されたとしても、彼らを降格処分とすることはできない。(スポーツ的な処分を下すことにおいては)すでに時効が成立している。私が法をつくっているわけではないんだよ」
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