トルコ代表は7日に北中米ワールドカップ欧州予選グループE第2節、アウェーでのスペイン戦に臨む。前日会見に出席したMFアルダ・ギュレル(20)は、スペイン代表MFラミン・ヤマル(18)と比較されることを嫌っている。
今季に入ってレアル・マドリーで存在感を強めているギュレルと、その宿敵バルセロナの背番号10を背負うヤマル。どちらも天才的なプレーが強調される選手で、今回のトルコ対スペインは“ギュレル対ヤマル”の謳い文句で宣伝されているところもある。
だが会見に出席したギュレル本人は、自身がトップ下やインサイドハーフ、ヤマルが右サイドを主戦場としているなど、自分たちの比較に意味はないことを強調した。
「ラミン・ヤマルについて自分から言えることはほとんどない。第一、僕たちは同じポジションでプレーしているわけではないんだ。まあ、比較したい気持ちは分かるよ。彼はバルセロナ、僕はレアル・マドリーでプレーしているわけだからね。彼の幸運を祈っている」
「ヤマルが見せているプレーについて、僕が驚くことはない。彼は素晴らしい才能の持ち主だし、僕たちを困難に陥れるためにできる限りのことをしてくるだろう。でも僕たちにも素晴らしいポテンシャルがあるし、自信を持ってプレーしたいと思っている」
スペインにはもちろん、レアル・マドリーのチームメートもいる。今回の対戦について、彼らと事前に話はしたのだろうか。
「カルバハル、ハウセンとこの試合について話をしていた。彼らには難しい試合になると言ったよ。マドリードに戻るとき、自分が勝者側であることを願っている」
