レアル・マドリー女子が“クラシコ”で初めてバルセロナに勝利した。
23日に行われたラ・リーガ女子第23節で、バルセロナとレアル・マドリーによる“クラシコ”が開催。バルセロナのホーム、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスに3万5000人余りが詰めかけた大一番は、41分にアルバ・レドンドのゴールでレアル・マドリーが先制する。しかし、バルセロナも67分にキャロライン・グラハム・ハンセンのゴールで追いつくなど、一進一退の攻防が続く。
試合終盤にかけて雨脚が強まる中、80分過ぎのバルセロナのゴールは取り消しに。すると87分、キャロライン・ウィアーがネットを揺らしてレアル・マドリーが勝ち越すと、後半アディショナルタイムにはウィアーがダメ押しの3点目。この結果、レアル・マドリーが敵地で3-1と勝利し、公式戦19度目の対戦にして“クラシコ”初勝利を掴んでいる。
これまで女子チャンピオンズリーグ3度優勝やリーグ戦を9回制覇するなど、女子サッカー界で圧倒的な強さを見せていたバルセロナ。しかし2月1日にはレバンテに1-2で敗れ、ラ・リーガ女子での無敗記録が「46」でストップ。そして“クラシコ”も落としたことで、今季リーグ戦2敗目を喫している。
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