3日に行われたコパ・デル・レイ準々決勝、サン・マメスを舞台としたアスレティック・ビルバオ対レアル・マドリーは、1-0でアスレティックの勝利に終わった。
ラ・リーガ2試合にスペイン・スーパーカップ決勝と、今季すでに3回対戦しているマドリーとアスレティックのさらなる激突。過去3試合はすべてマドリーの勝利に終わったが、マルセリーノ監督率いるバスクの雄は、やはり油断ができない相手だ。
アスレティックは前への激しいプレッシングでマドリーの自由を許さず(とりわけベスガのモドリッチへのマークが効いていた)。そしてムニアインを起点にした攻撃で相手ゴールへと迫っていった。これに対してベンゼマを負傷で欠き、前線3枚に右からロドリゴ、アセンシオ、ヴィニシウスを起用したマドリーは、時間が経つに連れて相手陣地でボールを持てるようになったが、アタッキングサードで崩しのアイデアを欠いてしまう。
前半はスコアレスのまま終了し、マドリーのシュート数は3本だけとアスレティックの半分以下にとどまった。なおアスレティックはニコ・ウィリアムズが前半終了間際に負傷し(兄イニャキから励まされていた)、ハーフタイムにベレンゲルと交代している。
後半もアスレティック優勢の状況は変わらず。マドリーは前線の迫力がなく、ブラジルから戻ってきたばかりのロドリゴ&ヴィニシウスは先発より後半途中から出場すべきだったのでは?という疑問も浮かぶパフォーマンスに終始する。アンチェロッティ監督は60分にヴィニシウスをイスコに代え、さらに76分にはクロースとの交代でカマヴィンガを入れた。
マドリーが初めて明確な決定機を迎えたのは81分のこと。アセンシオのスルーパスからペナルティーエリア内右に侵入したカセミロがシュートを放ったが、これは精度を欠いたこともありGKアギレサラバのファインセーブに阻まれている。
そして89分、この試合の唯一のゴールが生まれた。決めたのは、アスレティックだった。ペナルティーエリア手前でボールを受けたベレンゲルが、この日何度も好守を見せていたナチョをフェイントでかわしてシュートを放ち、これがGKクルトワの横っ飛びもむなしく枠内に収まった。
ビハインドを負ったマドリーは反撃に出たが、アスレティックがリードを維持したまま試合終了のホイッスル。レオネス(獅子たち)の愛称で知られるバスクの雄が、サン・マメスでバルセロナに続きマドリーも食らい、準決勝に進出している。
Getty Imagesレアル・マドリー、バルセロナに続いてサン・マメスで敗れる…ビルバオが終了間際のベレンゲル弾でコパ準決勝進出!
広告