Real MadridGetty Images

CL敗退のレアル・マドリー、サポーターはクラブ首脳陣にこそ責任があると指摘…獲得を求める選手はソシエダMFスビメンディ

チャンピオンズリーグ(CL)で敗退し、今季が“失敗のシーズン”になると指摘され始めたレアル・マドリー。多数のサポーターは、その責任がクラブ首脳陣にあると考えているようだ。

スペインのスポーツ紙『マルカ』は、レアル・マドリーがCL準々決勝でアーセナル相手に敗退を喫した後、電子版を通してアンケートを実施。「レアル・マドリーのCL敗退の責任は誰にあるか?」との質問において、最も票が投じられたのはクラブ首脳陣に対してだった。

約15万人の投票で「クラブ、チームの陣容づくり」が41%と、圧倒的な得票率を獲得。その後「アーセナル、彼らの方が上だった」の20%、「選手たち、あるべき力を出さなかった」が20%ずつ、「アンチェロッティ、彼のゲームプラン」が19%で続いている。

サポーターはトニ・クロース氏、DFナチョ、FWホセルの退団や、DFダニ・カルバハル、DFエデル・ミリトンの長期離脱を受けてもチームの補強に動かなかったフロレンティーノ・ペレス会長、アンヘル・サンチェスGD(ゼネラルディレクター)らクラブ首脳陣が、CL敗退や今季のつまずきの最たる責任者たちと感じているようだ。

また解任が噂され始めたカルロ・アンチェロッティ監督について、「レアル・マドリー指揮官としての日々を終えるべきか?」との問いかけに対して、約9万票の内69%がイエスと返答。しかし同監督へのこれまでの貢献に対する敬意から、53%が今季終了まで、つまりクラブ・ワールドカップまで続けるべきとしている。

続いてアンチェロッティ監督の後任指揮官について、最も望まれたのがレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督で、約13万票の内48%とほぼ過半数の得票率を獲得。ユルゲン・クロップ氏が28%、マドリーBチームのラウール・ゴンサレス監督が10%、ジネディーヌ・ジダン氏が7%、そのほかが7%で続いている。

さらに「優先すべき選手獲得は?」との質問で、最も必要とされたのは昨季限りで引退したクロース氏の後釜となるゲームメーカーだった。約11万票の内、33%がレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディに票を投じ、それに続いたのが「誰とは問わずとも純粋なセンターフォワード」で20%。サポーターはクロスを30本以上送ったアーセナルとの2ndレグで、ホセルのような空中戦に強いFWがいなかったことを痛感した様子だ。

スビメンディ、センターフォーワードの後には、すでに獲得が内定しているとされるリヴァプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが18%、レヴァークーゼンMFフロリアン・ヴィルツが16%、ボーンマスDFディーン・ハイセンが続いている。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0