Carlo AncelottiGetty Images Sport

バレンシアに敗戦のレアル・マドリー、アンチェロッティ「疑いの余地なく私たちが勝利に値した」

5日のラ・リーガ第30節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバレンシア戦を1-2で落とした。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、自チームが勝利に値したとの見解を示している。

マドリーはこの試合の13分、FWキリアン・エンバペがDFセサル・タレガに倒されてPKを獲得。だがFWヴィニシウス・ジュニオールが放ったシュートはGKギオルギ・ママルダシュヴィリにセーブされ、直後にDFムクタル・ディアカビの先制点を許す。マドリーは後半に攻勢を見せ、ヴィニシウスのゴールで一時同点に追いつくも、そのほかの決定機はママルダシュヴィリに阻まれ続け、アディショナルタイムにFWウーゴ・ドゥロに決勝点を決められてしまった。

試合後会見に出席したアンチェロッティ監督は、次のような感想を述べている。

「問題はプレー内容でもフィジカルでもない。私たちは多くの決定機を手にしていたし、ゴールを決めるまで、もう少しのところだった。確かに、フィニッシュやボール奪取において、プレーの効果性を欠いていたのかもしれない。しかし相手に許したチャンスの数は、ほんのわずかだった」

「ここ最近、相手がそこまで苦労せずにゴールを決めているのは確かだ。今日、私たちは勝つためにリスクを冒したが、それでカウンターを食らい、失点してしまった。私たちは攻撃面では良いプレーを見せていた。が、効果性を欠いたんだ」

「私たちは細かなディテールを振り返らなくてはならない。PKを失敗して、直後にセットプレーから失点し、その後にはゴールの取り消しもあった。そういう細かなディテールが試合の流れを変えてしまうんだ。バレンシアは彼らなりのプレーを見せたし、それはファンタスティックなものだった。だが勝利に値したのがマドリーであったことに疑いの余地はない」

「プレーの改善は可能か? もちろんだ。しかし、これはプレーに臨む姿勢の問題ではない。君たちは好きなように批判すればいいが、私には私の見方がある。私たちは値する敗戦を喫してきたが、しかし今回は値していない」

アンチェロッティ監督はヴィニシウス、エンバペ、MFジュード・ベリンガムに交代でPKキッカーを務めさせてきたが、今後エンバペ一人に絞ることを検討しないのだろうか。

「私たちは何度もPKを外してきた。ベリンガムは前のバレンシア戦、エンバペはアトレティック戦とリヴァプール戦、そしてヴィニシウスはマドリーダービーと今日だ。私たちはヴィニシウスに自信をつけてもらうためにキッカーを任せたが、今回もダメだった」

「今後、エンバペをファーストチョイスにする考えはあるか? どうなるか見てみようじゃないか」

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