29日のラ・リーガ第29節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレガネス戦に3-2で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、レガネス側の判定への憤りについて言及している。
32分にエンバペのPKで先制したマドリーは、34分、41分と立て続けにレガネスのゴールを許して一時逆転されるも、47分にベリンガムが同点弾を決めると、76分にエンバペがフリーキックからこの日2点目を記録して再逆転を果たした。
ただ、この試合は疑惑の判定も取り沙汰されることに。。エンバペが決めたPKはオスカルがギュレルを倒したことで取られたものだったが、笛を吹くほどの接触ではなかったとも指摘される。また同じくエンバペが決めたFKについては、タピアのロドリゴに対するファウルがきっかけだったが、レガネスMFはクリーンな形でボールを奪ったようにも見受けられた。
レガネスのボルハ・ヒメネス監督は試合後会見で「選手たちは本当に怒っている」「クラブは声を上げるべきだ」と判定への不満を隠さなかったが、その直後に会見を行ったアンチェロッティ監督は、レガネスだけでなく自分たちも然るべきファウルが取られず、レフェリングから被害を受けたと話している。
「レガネスは不満を言っているが、私たちも1-2とされた場面でブラヒムがファウルを受けたにもかかわらず、取られることがなかった。すべての状況はグレーであり、審判がそう決断したということなんだよ」
「ギュレルとロドリゴへのファウルが実在したと思うか? 私の意見は、彼らが不満を言う場面もあれば、私たちが不満を言う場面もあったということだ」
「試合について、私たちは悪いプレーを見せたわけではない。確かに主導権を握りながらも、攻守のバランスは取れておらず、そのためのカウンターから2失点を許してしまった」




