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12月1日のラ・リーガ第15節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのヘタフェ戦に2-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、チームと1得点を記録したFWキリアン・エンバペのパフォーマンスに満足感を表している。
30分にMFジュード・ベリンガムが先制点、38分にエンバペが追加点を決めて勝利したレアル・マドリー。前試合リヴァプール戦の低調なプレーを見せたエンバペは、最終ラインを抜け出してペナルティーエリア手前左から対角線上にシュートを放つという、“らしい”ゴラッソを決めている。
アンチェロッティ監督は記者会見で、次のように試合を振り返った。
「チームは良い調子だった。集中していたし、素晴らしい姿勢で戦っていたよ。私たちは値する勝利を手にしたんだ」
「キリアンはとてもアクティブで、相手にとって危険な存在だった。試合をコントロールする上でも素晴らしいゴラッソを決めてくれたね。私たちはアクティブな彼を求めているんだ」
ベルナベウの観客はエンバペの名を繰り返す叫ぶなど、チームへの適応に苦労している背番号9を激励していた。
「サポーターはチームと選手たちの状況を最も理解している。アンフィールドのことがあって、エンバペのことを支えようとしていたね」
「ああ、皆が安堵しているよ。あれは凄まじいプレーが生み出したスペクタクルなゴールだった。彼はそのゴール以外もとても良かった」
ベリンガムのPKの場面では、エンバペが「君だ、君だ」と言いキッカーの座を譲っていた。
「ヴィニシウスがいるときには彼とエンバペの間でどちらがキッカーかを決めることになる。ヴィニシウスが不在のときには、エンバペがベリンガムのどちらかが務めなくてはならない。彼ら2人の間でジュードが蹴ると決めたということだ」
アンチェロッティ監督はこの試合で交代枠をわずか2つしか使わず。とりわけFWエンドリッキは、ここ6試合で4試合ベンチに座ったままだが、なぜ起用しないのだろうか。
「エンドリッキが出場するために必要なこと? 必要なのは努力だ。彼が出場しなかったのは、エンバペやほかの選手たちが良いプレーを見せていたからだよ」
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