Carlo Ancelotti Real Madrid 2024-25Getty Images

レアル監督アンチェロッティ、ラ・リーガ開幕戦ドローに…「言い訳ない。マジョルカの方が優れていた。私たちの問題は明確だ」

18日のラ・リーガ開幕節、レアル・マドリーは敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦を1-1のドローで終えた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、自チームのパフォーマンスがマジョルカよりも劣っていたとの見解を示している。

13分にロドリゴが先制点を決めたレアル・マドリーだが、53分にCKからムリキのヘディングシュートを許して失点。その後にはマジョルカの堅守速攻に手を焼き、どちらが勝ってもおかしくないような内容で勝ち点1を分け合っている。

試合後のアンチェロッティ監督は、自チームのパフォーマンスに問題があったと振り返っている。

「満足はしていない。もっとうまくやれたはずだった。言い訳はしないし、この試合から学ぶことは多い。私たちの問題はとても明確だった」

アンチェロッティ監督はチームの問題が攻守のバランスが取れなかったこと、マジョルカの速攻を食い止められなかったことにあったと説明している。

「私たちは良い形で試合をスタートさせて、先制に成功した。2点目だって決められただろう。しかし後半になって(攻守の)バランスを欠いてしまった。バランスが取れなくなったために試合を落とす可能性だってあったんだ。良い試合ではなかった。私たちはとても攻撃的なチームであり、守備との安定を図るのは根本的なことだ」

「攻守のバランスを取るためには、ボールを奪わなければいけないときに選手たちが同じ考え方をすることが必要だ。問題はアタッカーにあると思われがちだが、それはDFにもMFにもなり得る。選手たちはその重要性を理解していなかった。マジョルカは素晴らしい試合を演じたし、私たちよりも良いプレーを見せていたね。引き分けという結果は正しいよ」

レアル・マドリーは攻守のバランスのほか、エンバペ、ヴィニシウスがどちらも左サイドでプレーするような状況が目についた。

「彼らは時折ポジションを変えることができる。左サイドはエンバペとヴィニシウスがプランなしで埋めなくてはいけない。彼らの感じる通りにね」

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