サウジアラビアのクラブがレアル・マドリーの2選手に目をつけているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
『マルカ』曰く、FWカリム・ベンゼマが所属するアル・イテハドのリーグ戦優勝を許したアル・ナスル、アル・ヒラルは積極的に補強を進めている。例えばアル・ナスルならば、先にバルセロナDFイニゴ・マルティネスをほぼ手中に収めたと報じられた。
サウジアラビアリーグでは、リーグ側がクラブの提案する補強について承認および却下を行っており、ここ最近にはFWメイソン・グリーンウッド、DFジスラン・コナン、GKエデルソンなどの名前が飛び交っているという。そしてDFダヴィド・アラバ、MFダニ・セバージョスと、マドリーで立場が微妙となっている2選手も興味を呼び起こしているようだ。
しかし現時点において、両選手がアル・ナスル、またはアル・ヒラルに移籍することはなさそうに思える。昨季終盤に長期離脱から復帰したアラバは、レアル・マドリーとの契約があと1年で切れる状況だが、同クラブで自身の価値を証明する意欲がある様子。その一方でセバージョスは、もし移籍するとしたら古巣ベティス以外は選択肢に入れていないという。
だが『マルカ』は「イニゴ・マルティネス(のサウジ移籍)は人々を驚かせるものだったが、そうであれば今後数日に新しい驚きが生まれることも否定できない」と、アラバやセバージョス、またはそのほかの世界的選手が、潤沢な資金力を誇るサウジアラビアに移籍する可能性がゼロではないことを示唆している。


