David-Alaba(C)Getty Images

レアル・マドリーに危機的状況?アラバが再負傷で2〜3週間離脱へ…アトレティコ戦&マン・C戦に影響も。

レアル・マドリーは4日、オーストリア代表DFダヴィド・アラバの左足内転筋損傷を発表した。昨年12月に左ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負ったアラバは、先月復帰したばかりだったが、再び離脱することとなった。

2023年12月に前十字じん帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされたアラバ。しかし、先月19日のラス・パルマス戦で約1年1カ月ぶりに公式戦復帰を果たし、その後も3試合連続で途中出場していた。しかし、今回の負傷により再度の離脱が決定。レアル・マドリーは具体的な離脱期間を公表していないが、スペイン紙『マルカ』は約2〜3週間の離脱になると報じている。

アラバは5日のコパ・デル・レイ(レガネス戦)での先発復帰が予定されていたが、この負傷により出場は不可に。さらに、週末のマドリード・ダービー(アトレティコ・マドリード戦)や、翌週のマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメントにも影響を与える可能性が高い。

加えて、レアル・マドリーはすでにDFエデル・ミリトン(前十字じん帯断裂)とDFアントニオ・リュディガー(筋肉系の負傷)も離脱中。特にリュディガーも2〜3週間の離脱が見込まれており、チームのセンターバック陣が壊滅状態に陥っている。

現在の状況を整理すると、レアル・マドリーのセンターバックで明確な戦力とされる選手はゼロに。残されたのはDFラウール・アセンシオ(下部組織出身)とDFハコボ・ラモン(下部組織出身)、DFヘスス・バジェホ(今季公式戦10分出場のみ)となっている。

そのため、カルロ・アンチェロッティ監督は、これまでも起用していたフランス代表MFオーレリアン・チュアメニをセンターバックで起用する可能性が高い。

アトレティコ・マドリードとのダービー、そしてマンチェスター・C戦と、シーズンの行方を左右する重要な試合が控える中で、守備陣が壊滅的な状況に陥ったレアル・マドリー。アンチェロッティ監督がどのような策を講じるのか、今後の動向に注目が集まる。

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