Macus-Rashford(C)Getty Images

1月に放出報道…ラッシュフォードがマン・Uでの境遇について口を開く「プロ意識の欠如?誤解されているような気もするけど…」

マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWマーカス・ラッシュフォードが、自身の現状や今後について口を開いたようだ。

アカデミー出身のラッシュフォードは2016年にファーストチームデビューを果たし、これまで公式戦426試合に出場。クラブのエースとして背番号10を任されるなど高い期待を受け続けてきた。しかし近年では素行の問題が指摘され、エリック・テン・ハーグ前監督の下で度々規律違反により処分を受ける場面も見られた。

さらに11月からチームを率いるルベン・アモリム監督の下でも状況は変わらず。15日に行われたマンチェスター・シティ戦(2-1)ではアレハンドロ・ガルナチョと共にベンチ外となり、指揮官は「トレーニング、試合、日常生活、チームメイトとの関係が重要だ」と処分の理由を説明した。

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この一件に加え、クラブは文化的な再起動を計画しており、その一環としてラッシュフォードの売却を検討していると報じられている。『ガーディアン』によれば、アモリム監督もチーム再建のために27歳FWの退団が必要だと判断したと伝えられている。

そんな中、ラッシュフォードはヘンリー・ウィンター記者のインタビューに応じ、現在の心境を語った。

「プロ意識の欠如? 誤解されているような気もするけど、大丈夫だよ。僕はとても単純な人間なんだ。サッカーが大好き、それが僕の人生だ」

そして、自身のキャリアについてこう続ける。

「キャリアの半分を終えた。今がピークだとは思っていないよ。ベストはまだこれから?100%そうだね。それが僕のメンタリティだ」

また、シティ戦でベンチ外となったことについては「ダービーのメンバーから外れたことには落ち込んだけど…試合には勝ったのだから、次に進もう。悔しいけど、歳を重ねるにつれて、挫折にも対処できるようになったよ」と落胆の様子を伺わせながらも「これに対してどうするのか?泣くか?それとも次に出場できるときにベストを尽くすか?」と、既に前を向いていることも明かした。

今後については「僕個人としては、新たな挑戦と次のステップへの準備はできている」と、移籍の可能性も否定せず。しかし、クラブへの愛情も改めて強調した。

「僕が去るときは“恨みっこなし”にするつもりだ。マン・Uについて否定的なコメントはないだろう。それが僕だ。僕はいつだってレッドだ」

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