Danny Rohl Sheffield WednesdayGetty

大不振の名門レンジャーズ、ついに新指揮官決定…ジェラードやマスカットらの招聘失敗も36歳指揮官にチーム託す

レンジャーズは、ダニー・レール監督の就任を発表した。

近年再び宿敵セルティックを追いかける状況の続くレンジャーズは今シーズン、ラッセル・マーティン監督とともにシーズンをスタート。しかし、チームはリーグ戦開幕7試合で1勝5分け1敗、チャンピオンズリーグ予選で敗退して参戦するヨーロッパリーグでは2連敗スタートに。

シーズン序盤から低調な戦いが続き、頻繁にマーティン監督の進退に注目が集まる中、1-1で終わった5日のフォルカーク戦の直後にレンジャーズは同指揮官の解任を発表した。

新指揮官探しを開始したレンジャーズは、5シーズン前にクラブに栄冠をもたらしたスティーヴン・ジェラード監督の招聘に動いたが、話し合いはまとまらず。その他にも、横浜F・マリノスを指揮したケヴィン・マスカット監督らが候補に挙がっていたが、20日に新指揮官が決定した。

レンジャーズは、レール監督の就任を発表。両者は2年半契約を結んでいる。同指揮官は「世界中で称賛されるこの素晴らしいクラブにいられることをとても光栄に感じる。我々に無駄にする時間はない。信頼に敬意を抱いているし、ピッチ上ですぐにファンに自信を与えないといけないことを理解している」とコメントした。

レンジャーズの新指揮官に就任した36歳のレール監督は、RBライプツィヒやサウサンプトン、バイエルン・ミュンヘン、ドイツ代表でアシスタントを務めた後、2023年にシェフィールド・ウェンズデーで指揮官デビューを飾った。しかし、今シーズン開幕前に退任していた。

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