アーセナルOBレイ・パーラー氏は、GKアーロン・ラムズデールに今夏の「大きな決断」を促している。
2021年にアーセナルへと完全移籍で加わり、正守護神として近年のチームの躍進を支えてきたラムズデール。しかし、昨夏にスペイン代表GKダビド・ラヤが加入すると状況が一変することに。ポジションを失い、ラヤ加入後のプレミアリーグの出場は、契約上の関係で同選手が出場できないブレントフォード戦の2試合にとどまった。
そして今夏にはラヤの完全移籍が決まったことで、ラムズデールは新シーズンもセカンドGKとしての役割が予想されている。アーセナル退団も噂される中、パーラー氏は『ミラー』のインタビューで以下のように助言を送った。
「アーロンにとっては難しい状況だ。彼はイングランド代表で心からチャンスを得たいし、過去にアーセナルで経験したように毎週プレーしたい。私が思うに、大きな決断を下さなければいけない時だと思う」
「(ラヤの)契約は成立した。GKに2500万ポンドは悪い契約じゃない。そしてアーロンは今、自分がどうするのか大きな決断を下す必要があるね。残留して再びチャンスを待つのか、それとも『アーセナルでの僕の時間は終わった。みんなが、ミケル・アルテタが間違っていることを証明し、イングランド代表のNo.1としてプレーするんだ』と宣言するのかね」
「私は彼が先に進むんだろうと思っている。毎週プレーすることを望んでいるだろうしね。退団するのは悲しいが、自分のキャリアのために考えなければならない時もある。どこにも行かずに2年間プレーできなかったら、結局は後悔するだろう。だからこそ、アーロンは家族やクラブとともに大きな決断を下さなければならない」