元フランス代表クリストフ・デュガリー氏は、ネイマールの負傷がパリ・サンジェルマン（PSG）にとってプラスに働くと持論を展開した。
今季は特にワールドカップ前に目覚ましい活躍を見せ、公式戦29試合で18ゴール17アシストと圧巻のパフォーマンスを見せていたネイマール。しかし、2月19日のリーグ・アン第24節のリール戦（4-3）で1ゴール1アシストを記録した後、51分に担架でピッチを後に。そして足首靭帯の手術が必要なことが発覚し、最大4カ月の長期離脱が決定している。
悲願のチャンピオンズリーグ（CL）制覇やリーグ・アン優勝へ向け、エース格の1人を失ったPSG。しかし、デュガリー氏はネイマールの離脱がプラスに働くと考えているようだ。『RMC Sport』に対し、以下のように語っている。
「（指揮官）クリストフ・ガルティエにとっては信じられないようなチャンスだ。いずれにせよ、彼は一度ネイマールをベンチに座らせる勇気が必要だったからね」
「それが唯一の解決策だったと思う。このチームは後ろに5人、トップに2人の方がよりバランスが取れると考える。ガルティエにとって、ネイマールの負傷は幸運だった」
PSGは8日、CLラウンド16のセカンドレグでバイエルン・ミュンヘンと激突する。ホームでのファーストレグを0-1で落とした中、敵地での逆転を目指すことになるが、ネイマールの不在はどのように影響するのだろうか。