パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル=ケライフィ会長は、リヴァプールのモハメド・サラーに対する関心を否定した。
2017年に加入したリヴァプールで大活躍を続けるサラー。今シーズンは公式戦20試合で13ゴール11アシストと、ハイペースでゴールに関与して好調を続けるチームを牽引する。しかし、現行契約が来夏に満了を迎える中、先日から同選手は注目を集める発言を残してきた。
リヴァプールとの契約延長交渉が思うように進まない中、サラーの去就にはさまざまな憶測が飛んでいるが、先日に『ESPN』などが伝えたところによると、PSGのアル=ケライフィ会長が同選手に接触した模様。しかし、同会長はドイツ『スカイ』でこの噂を否定した。
「事実ではない。彼は素晴らしく、最高の選手だが、我々が彼の獲得を検討したことは正直まったくない。すべてのクラブが彼の獲得を望んでいることを我々は理解しているが、我々に関するこの噂は事実ではない」
また、アル=ケライフィ会長は、近年ネイマールやキリアン・エンバペ、リオネル・メッシといったビッグネームを獲得したものの、方向転換したPSGの補強方針についても語っている。
「我々は平均22.5歳のスカッドを擁するヨーロッパで最も若いチームの1つだ。我々は最高のコーチとともに将来に向けてチームを築き上げている。このチームとコーチとともに長期的なプランがある。最高の雰囲気のある素晴らしいグループだ。世界最高のコーチもいて、彼は将来のためにチームを築き上げている。結果は重要だが、我々は我々のプロジェクトに集中している」
「メディアの中に噂はいつだってあり、彼らは新聞を売りたがっている。しかし、私は我々のプロジェクトやシステム、コーチ、そして計画を信じている。1月に選手を獲得するチャンスがあれば、我々はもちろんその機会を検討することになる」




