パリ・サンジェルマン(PSG)は、クヴィチャ・クヴァラツヘリアの獲得を発表した。
2022年夏に加入したナポリで大きなインパクトを残したクヴァラツヘリア。移籍1年目に33年ぶりとなるセリエA優勝に主力として貢献したりと、在籍する2シーズン半で公式戦107試合30ゴール29アシストを記録した。今シーズンも公式戦19試合で5ゴール3アシストを記録してリーグ首位を走るチームをけん引してきた。
しかし、今冬の移籍市場でクヴァラツヘリアの去就には大きな注目が集まる。以前から獲得に興味を寄せてきたPSGが本腰を入れて同選手の獲得に動き、同選手も1月の移籍を望み、両クラブ間の交渉も進展して移籍で合意に至ったと伝えられていた。
そして17日、PSGはクヴァラツヘリアの獲得を発表。両者は2029年夏までの4年半契約を結び、昨夏に退団したキリアン・エンバペが纏った7番のユニフォームを着用することなるようだ。また、移籍金は公表されていないが、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、総額7000万ユーロ(約112億円)に上るとされている。
クヴァラツヘリアはクラブの公式ウェブサイトで「ここにいられることは夢だ。パリ・サンジェルマンについてのとてもポジティブなことをたくさん耳にした。この偉大なクラブに加入できてとても大きな誇りを感じているし、新しいユニフォームを着用することを本当に楽しみにしている」とコメント。
また、ナセル・アル=ケライフィ会長は「クヴィチャはフットボール界で最もエキサイティングな選手の1人であり、何よりもチームのために戦うことのできる選手だ。クヴィチャはこの偉大なクラブに加入することを望んでいた。彼が我々とともに彼自身の目標を成し遂げられるはずだ」と喜びを語っている。




