パリ・サンジェルマン(PSG)は、ベンフィカからゴンサロ・ラモスを獲得したことを発表した。
今夏の移籍市場で前線の補強が急務となるPSG。リオネル・メッシが退団し、昨シーズンからガラタサライに期限付きで加入していたマウロ・イカルディもクラブから離れた。さらに、来夏に満了を迎える現行契約の延長を拒否したとされるキリアン・エンバペの売却を目指すとも考えられている。
さらに、フランス『レキップ』によると、ネイマールも退団を希望しており、前線の主力を一気に失う可能性の高くなったPSGは、現在補強に動いており、先日からバルセロナのウスマン・デンベレ獲得に近づき、さらにフランクフルトのランダル・コロ・ムアニにも関心を寄せると伝えられてきた。
そんな中、先日から獲得に迫ると報じられてきたのがベンフィカのラモス。そして7日、PSGは22歳のポルトガル代表FWを獲得したことを発表。なお、この移籍は1シーズンの期限付きとなり、来夏の買取オプションが付帯している。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が先日に伝えたところによると、買取オプションの金額は6500万ユーロ(約102億円)に上り、さらに1500万ユーロ(約24億円)のボーナスが付帯する。
PSG加入の決まったラモスはクラブの公式ウェブサイトで「パリ・サンジェルマンに加入することはとても大きなプライドと、とても大きな喜びだ。PSGは最高のスカッドを擁する世界最高のクラブの1つだ」と喜びを語った。
ラモスは昨シーズンのプリメイラ・リーガを制し、チャンピオンズリーグで躍進したベンフィカで公式戦47試合で27ゴール12アシストを記録する活躍を残した。また、昨年11月にデビューしたポルトガル代表で昨年のワールドカップに出場し、ラウンド16のスイス戦で大会初先発ながらハットトリックを記録して大きな注目を集めていた。




