イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、今夏パリ・サンジェルマン(PSG)を退団する可能性があるようだ。
ミランでGKとしてはセリエA最年少デビューを飾って主力に定着した後、2021年夏にPSGへと移籍したドンナルンマ。それから4シーズンで公式戦154試合に出場すると、今季は特にチャンピオンズリーグを舞台に驚異的なセーブを連発。チャンピオンズリーグ、リーグ・アン、クープ・ドゥ・フランス優勝の三冠達成に大きく貢献した。
しかし、今夏の移籍市場ではその去就に注目が集まっているようだ。フランス『レキップ』によると、PSGとの現行契約は残り1年に。両者は契約延長に向けた交渉を数カ月前から行っているが、依然として契約延長には至っておらず、ポジティブな結果も得られていないという。
同メディアによると、近年のPSGは基本給を低めに設定し、パフォーマンスに応じたボーナスの割合を増やした新契約を選手たちに提示している模様。しかし、ドンナルンマやその関係者はオファーの内容に納得していないようだ。そのため、今後数日中に再び選手側とクラブ首脳陣が話し合いの場を設けると伝えられている。
一方でドンナルンマ自身は、先日「僕はパリで幸せ。すべての可能性に対して準備しているけど、一番最初のオプションはパリに残ること。ここで良いバランスを見つけられているし、チームやファンは僕を愛してくれている。ここでより多くの時間を過ごせればいいね」と残留に前向きであると話していた。
なお『レキップ』は、ドンナルンマに対してすでにイングランドからの関心が届いており、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドの2クラブが獲得に強い興味を持っているとも伝えている。今後の動向に注目だ。
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