ナポリのGKホセ・マヌエル・レイナが27日のアタランタ戦終了後、サン・パオロの観客に涙目で挨拶をした。イタリアメディア『プレミアム・スポーツ』が伝えている。
2015年夏にバイエルン・ミュンヘンからナポリに加入して以来3年間、絶対的守護神として君臨したレイナはアタランタ戦終了後、ホームの観客に別れを告げた。中継ではチームメートと共にスタジアムを一周したレイナがサポーターに手を振る様子が何度も映し出された。熱狂的サポーターが陣取るクルヴァBの下に到着し、「ペペ(レイナの愛称)、ペペ」との歓声が届くとレイナは感極まり、目に溢れる涙を必死にこらえている様子だったと報じられている。このため今夏、うわさされているパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が目前に迫っており、アタランタ戦がナポリでのラストマッチとなるようだ。
レイナはスタジアムを去る際、「別れの挨拶だったのか」との問いかけに対し、「移籍するかどうかは分からない」と言葉を濁しているほか、ナポリも沈黙を貫いている。また、ナポリは移籍期間が終了する31日までの3日間で、後釜となるGKを獲得しなければならず、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によればオファーを保留している状態とみられる。
現在は、後任としてレアル・ソシエダのGKヘロニモ・ルジ、ウディネーゼのGKオレスティス・カルネジス、リヴァプールのGKシモン・ミニョレらが候補として挙げられている。31日までにレイナのPSG移籍が実現するのか今後の動向は注目されるところだ。
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