20210808_Kyogo Furuhashi_Celtic(C)Getty Images

古橋亨梧の大活躍を“スペシャル“と喜ぶセルティックOB「すでにファンに愛されている」

セルティックのFW古橋亨梧がホームデビューのダンディー戦で大暴れ。元スコットランド代表のクラブOB・ムアド・マクラウド氏もその活躍を喜んでいるようだ。

セルティックは8日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第2節で、ダンディーFCと対戦。先発出場の古橋は、前半だけで2ゴールの大活躍を見せると、67分にはハットトリック達成。鮮烈なデビューを飾り、6-0の大勝に大きく貢献した。

現地紙『スコッティシュ・サン』の取材に応じたマクラウド氏は、新指揮官にアンジェ・ポステコグルー監督を迎えたセルティックについて「難しいスタートとなり、人々は何かが起こるのを待っていた。そして日曜日、新しいストライカーがいくつかのゴールを決めて、その何かが起こったんだ」と指摘。古橋が早くもクラブ・レジェンドのヘンリク・ラーション氏と比較され始めていることに触れつつこのように続けた。

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「今は彼を誰かと比較すべきではないね。自分自身としてプレーさせるべきだろう。彼の常にスマイルしながらプレーしている様子は見てて嬉しかった。彼のペースは驚異的で、ほとんどのチームが手を焼くことになるだろう」

「フルハシがかなりスペシャルだったことに疑いがない。セルティックのファンなら誰でも彼があのように続けられるか、注目しているだろう。あの1点目で相手DFから外れる動きは別格だった。彼がチームに新鮮さを持ち込み、それがほかのプレーヤーたちにも影響すると思う」

開幕節ではハーツ戦に敗れたセルティックだが、リーグの開幕戦を落としたのは自身が同クラブでアシスタントを務め、ラーション氏も加入した1997年と実に24年ぶり。マクラウド氏は比較は控えるも古橋のゴールセレブレーションを見てラーション氏の姿が思い浮かんだようだ。

「ヘンリクは年月が経過するとともに徐々にスペシャルになっていったが、キョウゴはすでにファンに愛されているのが明らかだ。彼が腕を広げて舌を出すセレブレーションの写真を見かけたが、見たことあるように思えたよ!」

「おそらくダンディーはセルティックとフルハシのクオリティに衝撃を受けているようだった。彼らは彼のスピードに手こずっているように見えた。ただ、それでも私は今は彼をただプレーさせるべきだと考えるね」

現在バルセロナのアシスタントを務めるラーション氏はセルティックでの7年間で公式戦221試合に出場し174ゴールを記録。マクラウド氏は移籍後3試合の出場で4得点と好スタートを切った古橋がクラブレジェンドとの比較を気にせずに自身のプレーに集中し続けることを望むようだ。

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