Ange-Postecoglou(C)GettyImages

トッテナム指揮官ポステコグルー、CL出場よりもチームの躍進を望む「成長しなければ意味がない」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、マンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルのチャンピオンズリーグ(CL)での失敗を見て、トップ4に入らなくても将来的な成長を続けることができると見解を明かした。『ESPN』が伝えた。

現在、1試合消化の少ないトッテナムは、4位のアストン・ヴィラと勝ち点差5の5位につけている。今週末にはそんなアストン・ヴィラとプレミアリーグ第28節で対戦。勝ち点差を縮めることができるかが注目されている。

トップ4争いを考えると極めて重要な週末になるかもしれない中、ポステコグルー監督はマンチェスター・Uとニューカッスルが今季のCLでグループステージ敗退を喫したことを引き合いに出し、今後のチームの躍進においてCLに出場することが重要ではないと思いを口にしている。

「(CLでのプレーがチームを成長させるのに不可欠か?)そんなことはない。それよりも重要なのは、今年が終わったときに、翌年に挑戦し、成長し続けられるチームになっていることなんだ。今、最も重要なのは、私たちのアイデンティティ、そして私たちのフットボールだ。ウィリー・ウォンカのゴールデンチケットじゃない。CLは1年出られるだけだ。ただ、それを土台にしたり、そこから成長したりしなければ、意味がない。私たちは参加するだけではないのだから」

「我々は勝つためにやっているんだ。そう、今年チャンピオンズリーグに出場できれば、昨年より進歩したことになる。しかし、私たちのサッカーは進歩したのだろうか?我々はより良いチームなのか?より強いチームなのか?来年はもっと良くなるように、夏に改善するつもりなのか?私にとってはその方がずっと重要だ。今年の私の目標は常に、物事に勝てるチームとして前進するための強固な土台を築くことができるチームを作ることだった。そこに始まり、そこに終わる。論理的には、もし私たちが向上し、チャンピオンズリーグに出場することができれば、それは私たちがまずまずの1年を過ごしたことを意味する」

「だが、私がしたいと思うようなフットボールをプレーできておらず、オフシーズンに次のステップへの準備を整えるための改善ができていないのであれば、それは私にとって何の慰めにもならない。チームとして強くなり続けていれば、そんなことは方程式にすら入ってこない。常にそこにいるべきだ。だが、それが目標であり、それが無限の富を得るための黄金のチケットだと考えているのなら、そうではない。今年だって、そうでない証拠はたくさんあるからね」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0