トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、ヴィッセル神戸戦の前日会見で日本人選手獲得の可能性について触れた。
2018年から2021年にかけて横浜F・マリノスを率いたポステコグルー監督は、2019シーズンにJ1リーグを制覇。攻撃的なフットボールにより、チームに2004年以来となる歓喜をもたらした。
その後、セルティックを経て2023-24シーズンからプレミアの強豪トッテナムへ。そして今夏、トッテナム指揮官として来日し、27日の「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」で神戸と対戦する。
前日会見に出席したポステコグルー監督は、現在のチーム作りについて「信念としてはまったく何も変わっておりません」と口にし、抱いている自信を語った。
「今は世界で最も難しいリーグ、プレミアリーグで戦っているわけですが、競争は本当に激しいです。でも、このリーグにおいても、日本の時と同じようにインパクトを作り出せると私は思っております。ある意味、横浜と似たような状況にあります。私が就任した時には、横浜は15年ぐらい優勝できずにいました。それと同じような状況にありますので、同じようなやり方で結果を出していきたい」
さらに、セルティック時代も含めて日本人選手をよく知る人物として、日本人選手を加入させる可能性について問われると、玉虫色の言葉を返している。
「私たちは常に優秀なサッカー選手を求め、探し続けています。日本には4年近くいて、Jリーグとも馴染みありますし、Jリーグがいかに良いリーグであるかということも分かっています。非常にクオリティの高いリーグだと思っています。また、世界レベルのサッカー選手を日本は今や輩出しているとも思っています。例えば、ブライトンの三笘(薫)選手のようにすでに活躍している選手や、セルティックにも3、4人いますよね。ですので、いつもそういったその優秀な選手を探しています。今、日本人で求めている選手、狙っている選手がいるかということに関して、答えはイエスでもないし、ノーでもありません」







