セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、トッテナムの次期指揮官の有力候補に浮上したようだ。『スカイスポーツ』が伝えた。
横浜F・マリノスを指揮した後、2021年の6月にセルティックの指揮官に就任したポステコグルー監督。初年度からスコティッシュ・プレミアシップとスコティッシュ・リーグカップの2冠を達成すると、今シーズンもすでにリーグ戦とリーグカップの優勝を決め、週末には3冠を目指してスコティッシュ・カップの決勝に挑むことになっている。
そんな57歳指揮官だが、トッテナムが新監督として招へいを画策しているという。『スカイスポーツ』は以前、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督やフラムのマルコ・シウヴァ監督が候補になっていると報じていたが、二人の他に挙がっていたフェイエノールトのアルネ・スロット監督が残留を宣言したため、ポステコグルー監督がトッテナムの有力候補に浮上したと伝えている。
リーグ戦の最終戦前には、「私が確実に知っていることは、目の前の仕事に集中していなければ、自分の運命は自分の手から離れてしまうということだ。この先、私のキャリアに何が起ころうとも、それは私が本当にうまくいっているから起こることだ」と語っていたポステコグルー監督。週末、スコットランドで自身初の国内3冠を手にできるか。そして、その後、指揮官は新たな道へと歩みを進めることになるのだろうか。