プレミアリーグは28日に2022-23シーズンの最終節が各地で行われ、降格チームが決定した。
17位エヴァートンは、ホームでボーンマスと対戦。ホームの大歓声を浴びて攻め続けるエヴァートンだが、度重なるチャンスをなかなかゴールに繋げられない。それでも57分、強烈な一撃でリードを奪う。ボックス内に送ったロングパスはクリアされたが、ドゥクレがダイレクトで豪快なボレーシュートを叩き込んだ。スーパーゴールで先制すると、69分の大ピンチをGKピックフォードがファインセーブで防ぐ。その後もボーンマスの攻撃を守護神の大活躍などで耐えきり、1-0で勝利を飾った。
18位レスターは、ウェストハムに2-1で勝利。34分にワンツーでボックス内に侵入したバーンズが先制点を奪う。キングパワー・スタジアムは熱狂に包まれると、62分にもファースが追加点。79分にフォルナルスにゴールを許したが、リードを守り切っている。
また19位リーズは、ホームでトッテナムと対戦。開始2分にケインのゴールを許して追いかける展開となると、47分にもポッロに追加点を奪われて厳しい展開に。67分にハリソンが1点を返したが、69分にケインに2ゴール目を奪われて万事休す。終了間際にルーカス・モウラの得点も許し、1-4で敗れている。
すでに降格が決まっているサウサンプトンは、ホームでリヴァプールに2点を先行されたものの、ウォード=プラウズとスレマナの2ゴールで一気に逆転。64分にはアームストロングが4点目を奪ったが、72分にガクポ、73分にジョタのゴールを許す。壮絶な打ち合いとなったが、4-4で引き分けに終わった。
この結果、勝ち点を36としたエヴァートンが17位を死守し、残留を決めた。勝利したレスターは勝ち点を34まで伸ばしたが、一歩及ばずに18位でフィニッシュ。さらに敗れたリーズは同31、19位で終えた。最下位のサウサンプトンと共に、レスター、リーズと降格3チームが決定している。
なお、トッテナムはリーズに勝利したため勝ち点を60まで伸ばした。しかし7位アストン・ヴィラが勝利したため、8位でフィニッシュ。来季のヨーロッパ・カンファレンス・リーグ出場権を逃している。
