アンジェ・ポステコグルー監督を解任したノッティンガム・フォレストは、後任候補にショーン・ダイシ氏とロベルト・マンチーニ氏の名前が挙がっているようだ。『BBC』が伝えた。
ノッティンガム・フォレストは18日、プレミアリーグ第8節でチェルシーと対戦。0-3で敗れたわずか17分後にポステコグルー監督を解任するに至った。9月9日の就任からわずか39日での解任は、プレミアリーグ史上最短の正式監督在任記録となる。クラブは声明で次のように発表した。
「ノッティンガム・フォレストは、一連の失望的な結果およびパフォーマンスを受け、アンジェ・ポステコグルー氏を即時解任することを決定しました。現時点でこれ以上のコメントはいたしません」
『BBC』によると、クラブはすでに元エヴァートン指揮官であるダイシ氏と接触しており、後任候補の一人として検討中のようだ。また、元マンチェスター・シティ監督のロベルト・マンチーニ氏も有力候補に挙がっているという。
ダイシとはすでに初期交渉が行われており、交渉成立の可能性はあるものの「まだ確定ではない」とのこと。また、2012年にマンチェスター・シティをプレミアリーグ優勝へ導いた経験を持つマンチーニ氏については、現在フリーで、違約金なしで招聘可能な点が魅力のようだ。さらに、内部ではフラムを率いたマルコ・シウヴァ監督の招聘を推す声もあるが、高額な契約解除条項が障害となっていると伝えている。
いずれにしても新体制となるフォレストは、監督交代という混乱の中で次節の準備を進めることになる。再建の鍵を握るのは、経験豊富な新監督の招聘となるのか注目が集まる。


