イングランドサッカー協会(FA)は、ニューカッスルのサンドロ・トナーリを同協会の賭博の規則違反の疑いに関する不正行為で告発した。『ESPN』が伝えた。
昨夏の移籍市場でミランからニューカッスルにイタリア人史上最高額で加入したトナーリは、昨年10月のインターナショナルウィーク中にニコロ・ザニオーロとともに賭博違反に関する捜査を受け、そのまま代表チームから離脱。イタリアサッカー連盟(FIGC)の聴取を受けることとなり、自身が出場した試合で賭博をした罪を認め、イタリア検察当局から10カ月の出場停止処分を受けることが確定した。
代理人のジュゼッペ・リーゾ氏は昨年、トナーリが”ギャンブル依存症"に苦しんでいると主張していたが、今回、FAは「ニューカッスルのMFが、2023年8月12日から2023年10月12日の間にサッカーの試合で賭けを行い、FA規則E8条に50回違反した疑いがある」と声明を発表。FAによれば、トナーリは4月5日までに告発に応じなければならないとのことだ。
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ニューカッスルはSNS上でトナーリが告発を受けたことを認め、イタリア代表MFに対しては「関連する捜査に完全に従い、クラブの全面的なサポートを継続している」と述べ、「現在進行中のプロセスのため、サンドロとニューカッスルは現時点でこれ以上のコメントをすることができない」としている。