ニューカッスルのダン・バーンは、アレクサンデル・イサクをめぐる移籍騒動が終わったことを喜んでいるようだ。『BBC』が伝えた。
移籍期限最終日にニューカッスルからリヴァプールに英国記録となる移籍金で加入したイサクは、今夏の移籍市場で大きな話題を呼んだ一人だった。この移籍は数週間にわたる行ったり来たりの展開が生まれ、選手側は退団を希望していたがクラブは彼の売却を拒否するなど、イサクとニューカッスルの間に軋轢を生んだ上で移籍が実現することになった。
イングランド代表の一員としてW杯予選に向けて準備を進めるバーンは、『BBCラジオ5ライブ』の取材に対してイサクに対して「恨みはない」と述べ、今夏の移籍騒動を振り返った。
「移籍市場が閉まることで、少し明確になることを望んでいたよ。アレックスは友人だから、厳しい状況だった。チームを助けるためには彼にいてほしかったが、同時に彼には個人的にやるべきことがある。だから良い願いしかない」
「何かが我々の上にのしかかっていることを知りながらシーズンに入るのはフラストレーションが溜まった。だけど、僕はサッカー界に十分長くいるので、どのように動くのかを理解している。サッカーは短いキャリアであり、人々には野心と達成したいことがある。今それが終わって嬉しいよ」
また、バーンは、この騒動にファンがフラストレーションを感じることを理解していると付け加えた。
「ニューカッスルファンとしては、ニューカッスルファンがどのような人たちかを知っている。我々は自分たちのクラブを非常に守る。ニューカッスルでプレーしたい選手にいてほしいんだ。だけど、僕はもう十分長くこの業界にいるので、何が起こるかを理解している。アレックスの幸運を願っている。もちろん、リヴァプールと対戦する時は別だがね!」


