マンチェスター・ユナイテッドは、MFドニー・ファン・デ・ベークの売却により大きく損をする可能性があるようだ。『Relevo』が報じた。
ファン・デ・ベークは2020年夏にアヤックスからマンチェスター・Uに完全移籍。当時の移籍金は3500万ポンド(現在のレートで約72億円)と伝えられており、目玉補強の一人として大きな期待を集めた。
しかしその後、マンチェスター・Uでその期待に応える活躍は披露できず。2022年1月から半年はエヴァートン、2024年1月から半年はフランクフルトにローン移籍していた。
そんな中、今夏の移籍市場では2023-24シーズンのラ・リーガを3位で終える躍進を見せたジローナへの完全移籍が濃厚と報道。すでに合意に達しており、移籍金は41万3000ポンド(約8500万円)とアヤックスからの獲得時より遥かに安価になることが伝えられている。
一方、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、最終的にはハードルの低い成果報酬として400万~500万ユーロ(約7億~8.7億円)、完全に満たせば1000万~1500万ユーロ(約17.4億~26.1億円)が追加されることになるとも。とはいえ、このオペレーションについては現地のファンの大きな反発を招いているようだ。
なお、ファン・デ・ベーク個人としてはジローナでキャリアを再起することになり、チャンピオンズリーグ(CL)での活躍も期待されている。




