マンチェスター・シティのアイメリク・ラポルトが、アル・ナスルへの移籍に合意したようだ。
アスレティック・ビルバオの下部組織で育ったラポルトは、2012年から2018年までトップチームでプレーすると、そこでのパフォーマンスが評価されてマンチェスター・Cへ移籍した。ただ、近年はマヌエル・アカンジらの加入もあって出場機会が減少しており、昨季も序列を落としてプレミアリーグでの出場はわずか12試合のみ。今夏の移籍市場でチームが同じく左利きのCBであるヨシュコ・グヴァルディオルを獲得したため、さらに厳しい状況に追い込まれていた。
ラポルトは来年に開催が迫る欧州選手権2024への出場を見据えており、より多くのプレー時間を得るために移籍を熱望。そんな中、『Footmercato』の記者であるサンティ・アウナ氏によれば、現在29歳のラポルトは、アル・ナスルと年俸2100万ポンド(約38億円の3年契約で移籍を承諾したとし、マンチェスター・Cも契約に合意しており、同選手の退団は間近に迫っていると伝えた。
チームが好スタートを切った中で、なかなか出番を得られてないラポルトは、このタイミングで移籍を決めることになりそうだ。
