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リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドが共同で悲劇を嘲笑するようなチャントの撲滅キャンペーンを開始

リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドは、4月7日にオールド・トラッフォードで行われるプレミアリーグの試合に向けて、両クラブの財団を通じてこれまでの悲劇を嘲笑するようなサポーターに対しての教育プログラムを共同で開始したと発表した。『ESPN』が伝えた。

これまで両クラブには、群衆事故となってしまったヒルズボロの悲劇やヘイゼルの悲劇、またミュンヘンの航空事故など、悲劇的な事件が起きてしまった経緯がある。そんな中で、クラブは悲劇に言及したようなファンのチャントを繰り返し非難してきた。

最近ではマンチェスター・Uのサポーターが、17日のFAカップ準々決勝でリヴァプール・ファンに対する悲劇的な事件に関連した暴言を繰り返したことでグレーター・マンチェスター警察に起訴される事件が起こっていた。

そしてこの度、そういった状況を改善するための取り組みとして教育プログラムを両クラブが共同で開始したことを発表。プレミアリーグのニック・パーチャードコミュニティディレクターは、「我々は、リヴァプールとマンチェスター・Uが主催するこのイベントを全面的に支持し、両クラブと緊密に協力しながら、この教育的イニシアチブを開発・実施しています」と声明を発表した。

また、両クラブはリーグとのパートナーシップのもと、このプログラムをさらに発展させ、マージーサイドとグレーター・マンチェスターの両地域で、毎年恒例の取り組みにすることを約束している。

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