リヴァプールは、故ディオゴ・ジョタ氏と実弟のアンドレ・シルバ氏への追悼としてアンフィールドに記念彫刻を設置する計画を発表した。『BBC』が伝えた。
2020年夏にウォルヴァーハンプトンからリヴァプールに加入したジョタ氏は5シーズンにわたってプレーし、公式戦190試合に出場して65得点を記録。昨シーズンのプレミアリーグ優勝など4つのタイトル獲得を成し遂げた。また、ポルトガル代表としては2度のUEFAネーションズリーグ優勝に貢献した。
そんなジョタ氏だが、3日未明にスペインのサモラで起きた交通事故で同乗していた実弟アンドレ・シウヴァ氏とともに帰らぬ人となった。
その後、リヴァプールは追悼として彼の背番号「20」を永久欠番にしたことを発表。そして今回、アンフィールドに記念彫刻を設置する計画を発表した。
計画されている彫刻は、彼の死後、敬意を表するファンがアンフィールド外に残した品々をリサイクルして制作される。また、リヴァプールは8月15日に行われるプレミアリーグのホーム開幕戦で、ファンモザイクと1分間の黙祷を計画しているとのことだ。さらにクラブは、サポーターがシャツの背中に「Diogo J 20」を入れてジョタ氏を称えたい場合、その売上の利益はクラブの慈善団体であるLFC財団に寄付されるとも発表している。


