Oliver-GlasnerGetty Images

グエイの移籍を巡って”クラブを離れると脅した”という報道を否定。クリスタル・パレス指揮官「誰かを脅す必要はなかった」

クリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナー監督は、移籍市場最終日にキャプテンのマーク・グエイがリヴァプールに移籍する可能性をめぐって「クラブを離れると脅したことは一度もない」と主張した。『BBC』が伝えた。

現在25歳のグエイは、今夏の移籍市場でリヴァプールへの移籍が確実視されていたが、クリスタル・パレスが適切な代替選手を確保できなかったため、移籍は最後の最後に破談となった。その結果、今夏にグエイはクラブに残ることになったが、来夏に契約が切れ、フリーエージェントとして移籍できるようになる。

この状況をめぐってスティーブ・パリッシュ会長との間に緊張が走ったという報道について質問されたグラスナー監督は、今回の件について自身の見解を明かした。

「これについて話すのは最後にしたいと思う。私はクラブを離れると脅したことはない。一度もだ。誰かを脅す必要はなかった。会長と私の間に悪い緊張関係はなかった。それは本当にただのスポーツに関する議論で、彼はお金ではなくクリスタル・パレスのスポーツ的視点を選択したんだ。会長に大いに敬意を表するよ」

「多くの議論の末、会長が私に尋ねた。『オリヴァー、マークを売却してもシーズンを乗り切れると思うか?』と。私は言った。『正直に言って、短期的には無理だ』とね。もしクリスタル・パレスにとってそのシナリオを望み、それでも構わないなら、マークを売ってください。それを望まないなら、彼を残す必要がある。そして彼は残すことを決めたんだ」

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