チェルシーが、日本代表GK鈴木彩艶の獲得を検討しているようだ。
昨シーズンにパルマに加入した鈴木は、移籍直後から正守護神としてプレー。昨シーズンはセリエA残留に貢献すると、今夏には複数のビッグクラブからの関心も届いた。ただ、パルマでプレーを続けることを決断。今季、2シーズン目を迎えた鈴木は、幾度も素晴らしいパフォーマンスを見せ、多くのクラブから高い評価を得ている。
そんな中、『Sport Witness』によると、同選手には複数クラブが注目しており、チェルシーがその中でも獲得に強い意欲を示しているという。
チェルシーは今季、正守護神であるロベルト・サンチェスのパフォーマンスが安定せず、ゴールキーパーのポジションが課題となっている。そのためクラブは新たな守護神候補として鈴木に白羽の矢を立てており、今後数週間以内にも動きを見せる可能性があると伝えた。
鈴木の移籍金は約1000万ユーロ(約17億7000万円)とされ、クラブは彼を主力として高く評価しているとのこと。ただ、パルマは放出に消極的で、仮にチェルシーが動いた場合もプレミアム価格を要求するつもりのようだ。
鈴木にはチェルシーのほか、ミランやインテルといったイタリア国内のビッグクラブも関心を寄せている模様。パルマにとって鈴木はチームの柱であり、シーズン途中の放出は極めて難しいと考えられていることから、移籍が実現する場合は「来夏の移籍市場が有力」と伝えられている。


