チェルシーは21日、今季から指揮をとっていたマウリシオ・ポチェッティーノ監督がチームを離れることで互いに合意に至ったと発表した。
一昨シーズンのプレミアリーグを12位で終えたチェルシーは、昨夏にポチェッティーノ氏を新監督として招聘した。ただ、前年に続いて大型補強を敢行しながら、なかなか結果を残すことができず。FAカップではベスト4、リーグカップでは準優勝という結果こそ残したが、リーグ戦では最終的に6位で終幕。来シーズンのヨーロッパ大会の出場権こそ獲得したが、思ったほどの結果を残すことができなかった。
そういった状況の中、クラブと話し合いを行った上で双方合意の上で契約解除が決定。スポーツ・ディレクターのローレンス・スチュワート氏とポール・ウィンスタンリー氏は、クラブ公式サイトで「チェルシーの皆を代表して、マウリシオの今シーズンの貢献に感謝の意を表したい。彼がいつでもスタンフォード・ブリッジに戻ってくることを歓迎するし、彼の今後のコーチとしてのキャリアが最高のものになることを祈っている」とコメントした。
以下に続く
また、ポチェッティーノ氏もクラブ公式サイト上で、「チェルシーのオーナーグループとスポーツディレクターの皆さん、このフットボールクラブの歴史の一部となる機会をいただき、ありがとうございます。クラブは今、プレミアリーグとヨーロッパで今後も前進し続けるための好位置につけている」とコメントしている。
クラブは加えて、新しいヘッドコーチが任命されるまでこれ以上のコメントは差し控えるとしている。