チェルシーは、ビジャレアルのGKフィリップ・ヨルゲンセンとボカ・ジュニアーズのDFアーロン・アンセルミーノの獲得について原則合意に達したようだ。『BBC』が伝えた。
現在、スペイン代表GKロベルト・サンチェスとセルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチという二人の守護神が在籍しているチェルシー。昨季はサンチェスが正守護神として起用されていたが、負傷離脱してからはペトロヴィッチが主に起用されていた。
そんな中、今夏に新しく就任したエンツォ・マレスカ監督はボールを後ろから繋ぐサッカーを志向しているため、足下の技術に長けたGKを要求。そこで白羽の矢が立ったのが、現在22歳のヨルゲンセンだ。昨季、ビジャレアルの守護神として活躍したGKと2,070万ポンド(約40億9000万円)の移籍金で合意した模様で、メディカルチェックを受けた後、2031年までの7年契約を結ぶ見込みと伝えている。
一方、現在19歳のアンセルミーノは、ボカ・ジュニアーズで価値を高めているCB。アンセルミーノとは移籍金1,560万ポンド(約36億8000万円)で合意しつつ、少なくとも1月まではボカ・ジュニアーズにローン復帰する予定と伝えている。アンセルミーノも2031年までの7年契約を結ぶ予定だが、プレミアリーグの規則によりチェルシーは両選手の移籍金を会計上5年間にわたってのみ分割できるとのこと。この2人の獲得により、チェルシーの今夏の支出は約1億1,000万ポンド(約217億円)に達するとしている。
