元アーセナルのトーマス・パーティが、強姦罪5件と性的暴行罪1件で起訴されたようだ。『BBC』が伝えた。
2020年10月にアトレティコ・マドリーからアーセナルに加入したパーティ。長年にわたってアーセナルの中心選手としてプレーを続け、2023年にはコミュニティ・シールド獲得にも貢献した。アーセナルは今夏に契約満了になることもあり、パーティの残留に前向きだったとされる。だが、最終的に新契約に対する交渉が合意に至らず、月曜日にフリーでクラブを離れることが決まっていた。
そんな中、パーティは強姦罪5件と性的暴行罪1件で起訴されたようだ。イギリスのメトロポリタン警察によると、これらの犯罪は2021年から2022年にかけて発生したと報告されている。起訴内容は3人の女性が関わるもので、1人の女性に対する強姦罪2件、2人目の女性に関連する強姦罪3件、3人目の女性に関連する性的暴行罪1件となっている。
今回の起訴については、2022年2月に警察が最初に強姦の通報を受けて始まった捜査官による調査結果によるものだという。これに対し、パーティは起訴内容を否認。「現在進行中の法的手続きがあるため、依頼人はこれ以上コメントすることができない」と弁護士は述べている。
パーティは、8月5日火曜日にウェストミンスター地方裁判所に出廷する予定とのことだ。


