アーセナルは、レアル・マドリーから今夏の移籍を容認されたとするフェルラン・メンディ獲得に向けて動き出したようだ。『ミラー』が伝えた。
現在27歳のメンディは、2014年にル・アーヴルでキャリアをスタート。2017年から在籍したリヨンでその才能を本格的に開花させると、2019年にはレアル・マドリーへと6年契約で加入することとなった。
ただ、移籍後こそコンスタントに出場機会を重ねていたメンディだが、今季はケガの影響もあってここまでリーグ戦15試合の出場にとどまり、なかなか結果を残すことができていない。契約は2026年まで残っているものの、レアル・マドリーサイドはこの状況を踏まえ、今夏に新しいクラブを見つけてもいいと代理人に通達したとされる。
そこに目をつけたとされるのがアーセナルだ。アーセナルは現在、左SBにオレクサンドル・ジンチェンコとキーラン・ティアニーの二人を抱えているものの、後者に関しては出場時間の減少により今夏にクラブを離れる可能性があるとされており、その代役としてメンディ獲得に興味を持った模様。クラブとしてもバックラインの補強は急務と考えていることから、検討する可能性が高まったようだ。
メンディはアーセナル以外にトッテナムからも興味を持たれているようだが、フランス人DFはチャピオンズリーグでプレーすることを望んでおり、アーセナルへと向かう可能性は大いにある。レアル・マドリーは約1750万ポンドで移籍の許可が降りると伝えられる中、アーセナルはチームの厚みを増すためにメンディを獲得することになるのだろうか。


